2006年07月19日

レクイエム

知人の好意で、14日(金)に、カトリック目黒教会(聖アンセルモ教会)で、バロック音楽を楽しませていただいた。

当日、落雷のため、常磐線が不通となるハプニング。
駅で一時間も再開を待ったあげく、開通の目処が立たないというアナウンスで、
急遽、関東鉄道常総線・取手駅から守谷駅まで行き、
守谷駅からTX(つくばエクスプレス)に乗り換えて秋葉原へ。
秋葉原から山手線に乗り換え、目黒駅についたのは、
演奏会の開演時間を30分も過ぎていた。

演奏途中のため、会場に入れず、結局プログラムの第三部のみ、拝聴することになった。

でも、第三部は、私がCDが擦り切れるほど聴いてきた
(レコードみたいに擦り切れない?・・笑)
大好きなTomas Luis de Victoria作曲のRequiemだった。

タリス・スコラーズの生演奏も二回聴いているが、ア・カペラのルネッサンス・バロック演奏者では、彼らは最高峰だと思う。
むろん、私の愛聴しているCDもタリス・スコラーズの演奏のもの。

当日は、合唱王国のイギリスからセント・キャサリンズ合唱団(指揮エドワード・ウィッカム)と、東京バロック合唱団との合同演奏。

第二部のシュッツの演奏も、ほんの少し聴けたが、ガンバ(神戸愉樹美)・テオルボ(櫻田亨)・ヴィオローネ(櫻井茂)・青木洋也(カウンターテナー)などなど、演奏メンバーからも、この第二部を聞き逃したことは、惜しかった。(常磐線を恨むのか、落雷を恨めばいいのか・・・)。

さて、ヴィクトリアのレクイエム。
ちょうど、あるコミュニティで知人が「迎え火」について書いていたのを読み、「そうだ、母の初盆になるんだなぁ」と考えていたところだった。

時を選んでか(お盆)、選ばずしての偶然かは、わからないけど、
日本での「迎え火」の頃に、レクイエムを聴けたのは感慨深かった。

Requiem aeternam dona eis, Domine:
et lux perpetua luccat eis.

主よ、永遠の安息を死者に与え、
絶えざる光で彼らを照らし給え。


・・・・・

亡き母の永遠の安息を祈りつつ、演奏を聴かせていただいた。

モーツァルトのレクイエムも、
フォーレのレクイエムも、好きだけれど、
ヴィクトリアのレクイエムが一番、
カトリックのミサに与っているような、
敬虔な気持ちにさせられる。


八月のお盆前には、父と母の墓前に行く約束。
母を亡くして思うこと・・・
愛された記憶の積み重ねは、永遠に残る。
私の中にも、人々にも。そして、主の御前にも。

最後に残るのは愛。

mukuge-s.JPG

今日は、お店で、白いムクゲの鉢植えを見つけたので庭に植えました。
札幌の庭にも植えていた同じムクゲ。
白とブルーの花が好きなのは、私と母は同じだな。
posted by 丸山 陶李 at 00:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 夢は枯野を
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