2006年07月13日

物原

物原(ものはら)とは、陶器が捨てられた場所のことです。

井戸茶碗は、今回全部、物原行きとなりました。
こんな具合です。

monohara0713.JPG

カイラギを出す釉薬の調合は、ピッタリ勘があたっていたのですが、
まず、焼成が不味かったです。
大切な枇杷色の胎土色が消失し、白い陶器になってしましました。
還元焼成が強すぎたのです。

カイラギは出ても、釉薬が剥がれ、捲れてしまい、使い物になりません。
釉薬の中性成分の添加が足りなかったのです。

この二点が、今回の失敗の原因です。

カイラギとその周辺の画像です。

kairagi0713.jpg

ido0713koudai.jpg


失敗からこそ学んできた独学の私ですが、
さすがに、窯出しの途中で、放り出したくなりました。
今日は、特に蒸し暑いし、汗だくになって、
窯出しを途中で一旦放棄し、エアコンの効いた部屋で、
大の字になって、ふてくされました(笑)。
窯から出しても、良い物がないのが、一目瞭然でした。

ハッキリ言って、不機嫌です。
私、人間ができてませんから、今近寄られるのは危険すぎます。
しばらく、ほとぼりが冷めるまで、私に近寄らないでください。

しかぁし・・・。
この失敗は、大きな飛躍だとも言えます。
カイラギの出る釉薬の調合は成功だったからです。
次回は、枇杷色が消失しないよう窯焚きしたいと思います。

井戸茶碗以外の窯出し作品は、まずます・・・。
でも、今の私には何だか問題外な気がするのです。

奥高麗茶碗(でも斗々屋茶碗のようになってます)
okukorai-hansutyawan0713.jpg


奥高麗茶碗(その二)中央に釉薬の捲れあり、物原行きか・・・
okukorai-tyawan-0713.jpg


斑唐津ぐい呑(釉薬の濃度がもう少し濃い方がベターです)
madara0713.jpg

明日は、カトリック目黒教会(アンセルモ)で、東京バロック合唱団の演奏会。ご招待いただいているので、気分転換も兼ねて、音楽で癒されてきます♪

posted by 丸山 陶李 at 18:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 井戸茶碗
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