2006年06月22日

縄文土器と東京芸大取手校

取手の土を使って陶器を制作してみたく、
折を見つけては、ドライブがてら、取手市内を走ってみるが
山肌は関東ローム層ばかり。

そこで今日は、陶房に近い「埋蔵文化センター」に行ってみることにした。
縄文土器などが発掘されている場所がわかれば、
おおよそ粘土層のある場所の検討がつけられるからだ。

考古学の展示は、7月18日からということで、展示は見ることができなかったが、幸い親切な職員の方とお話ができ、取手市内の遺跡や縄文式土器についての資料を手にいれることができた。

ちょうど、発掘された土器を洗浄し、乾燥する作業をしている方が、
洗浄しおえた縄文土器の破片を、手にとって見ても良いと許可をくださったので、なめるように見て(笑)、私の指紋がベタベタつくほど、触らせていただいた。

赤い土もあり、白っぽい土もあり、
壷の「耳」であったろう破片もあった。

埋蔵文化センターの資料から、私の陶房付近は、全く遺跡のないところのようだった。でも、取手市内の遺跡は数多くあることがわかり、土探しの大いなる手がかりとなった。

撮影させていただいた、発掘された縄文土器。

jyomon2.JPG

jyomon-mimi.JPG

jyomon5.JPG

埋蔵文化財センターで遺跡の分布図を拝見していたら、
現在、芸大取手校地がある「小文間(おもんま)」地区は、縄文土器の宝庫ではありませんか!これは、ドライブしてみなくちゃと、車を走らせる。

途中、取手駅近くの市のアートギャラリーで開催されている美術展に立ち寄り、取手在住美術家の作品を拝見する。

芸大取手校に入り、車を走らせていると、道筋に「穴窯」が見えてきた。
ちょうど院生一年の皆さんが、7月に火入れするための新しい「穴窯」を築窯中だった。

ブログのリンクにもある佐藤典克さんは、今年から芸大で助手として勤務し始めている。

窯作りをしている院生に佐藤典克さんの話をしたら、
7月の窯焚きには取手に来る予定とのこと。

「取手に引越ししたから、取手校に来る時は寄ってね」と以前、メールしておいたので、
「穴窯を焚く七月には佐藤さんにも会えますね、火入れの日に来てイイ?」
と聞いたら、
「是非いらしてください、いろいろな陶芸家の話を聞きたいし。」と快諾していただき、またまた楽しみが増えた。

佐藤さんが、在学中に築窯した「うさぎ窯」が今年一杯で取り壊しになると伺っていたので、記念に撮影してきた。

usagikama1.JPG

こちらは穴窯。

geidai-anagama.JPG

第一の目的の芸大取手校地付近の「土」だが、
「縄文式土器の宝庫なんですよ、芸大のあるあたりは」と
院生に話したら、
7月に火入れする穴窯の基礎を作っている時、地面を掘っていたら
粘土質の層が有ったとのこと。
掘り出した土を見せていただき、
少し分けてもらったので、
次回の私の窯焚きの時、テスト焼成してみようと思う。

geidai-tuti.JPG

やはり、縄文土器が発掘されているような場所には、粘土層があるんだ!
と、手ごたえを感じて嬉々として帰宅した。
取手良いトコ一度はおいで!です(笑)。
posted by 丸山 陶李 at 15:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 縄文
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