2013年12月10日

中国(2)磁州窯遺址博物館

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中国・磁州窯遺址博物館では、まず用いられていた原材料も展示されていたので、撮影。

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元代の窯址
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清代の窯址
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清代から民国時代の窯址
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閉館間近に訪問したことと、日本語の通訳が同行していなかったため、
取材と撮影をしていたTV局のプロデューサーYOU氏が英語で通訳してくださったが、
陶芸の専門用語は通じない(笑)。

中国語は全くわからない私ですが、
磁州窯の張先生と「漢字」で筆談し、専門的な話は通じました。
漢字の有難さを思い知った出来事でした。

磁州窯で白化粧に用いている石は、「蚕子石」と呼ばれている。
原石が蚕(かいこ)の形に似ているので、「蚕子石」と名付けられたそうだ。
張先生によると、景徳鎮は「カオリン」だが、
「蚕子石」はカオリンではなく、おそらく「陶石」に近いものらしい。

日本では「白絵土」という土が、単味で白化粧に用いることができ、特に岐阜の白絵土は良質だ、という話をしたら、とても興味をもっていただいたようで、「岐阜県」「白絵土」とメモされていた。

化学記号も世界共通で通じるので大変有用だった。
Al2O3
SiO2
Fe
Fe2O3
等、化学記号で通じ、これらは質問にもたびたび登場した。

「化粧土」は中国語でファジャントゥ(Huàzhuāng tǔ)と発音するらしい、
磁州窯は、韓国と日本、そしてベトナムやタイなど化粧土の陶磁器のルーツ。

中国の旅が終わる頃には、ファジャントゥは中国・韓国・日本という三つの国の共通言語となっていた。
中国から帰国後、韓国のTV局のスタッフが日本語通訳付きで取材に来日したのだが、日本語通訳も専門用語はまったく理解していなかったため、私の取材時には、「化粧土」を中国で覚えた「ファジャントゥ」で説明すると、通じるので、即応用できて、おかしかった。
恐るべし、中国、磁州窯の影響。

-続く-

posted by 丸山 陶李 at 18:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 陶芸・個展関連
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