2006年05月22日

原点に帰る

昨日、ブログを書いてから夕食(遅い!)の仕度をしている時、
札幌パークホテルの「桃源郷」で食した「チンジャオロースー」を真似て、
とても薄くピーマンの皮をスライスして炒めようとしていたら、
左手の親指までスライスしてしまいました(涙)。

以前、指先の「ささくれ」に庭の土いじりをしていてバイ菌が入り、
指が二倍に膨れ上がって大変だったことがあり、
今日は、大事をとって、
「口先」だけで塾生さんに、必要なことを伝え、
自分では土には触れない一日でした。

独学で学んできた私には、
「実験」「本」「ビデオ」など、
直接人と触れ合わないで学んできたことがあるので、
原点に立ち帰り、
昔、購入したビデオから「菊練り」を塾生さんと見た。

釉薬のテストピースにする「盃引き(ばいびき)」を10個、
塾生さんに挽いてもらい、
10年ほど前に購入した釉薬の本が、大変判りやすく、
「三点調合」という「長石」「灰」「ワラ灰」の調合画像などもでているので、参考にしていただくよう話し、
釉薬調合の基礎となる「長石」「土灰」の「二点調合」で五種類テストしてみることになる。

塾が終わってから、ビデオや本を整理していたら、
1997年に放映された「千漢鳳」先生のビデオがでてきた。

井戸茶碗・高麗茶碗の再現に取り組まれている様子
(轆轤挽き・釉掛け・窯焚き・窯出し)が、取材されていて、
こちらも9年前のビデオだが、新たに参考になることもあった。

千漢鳳先生に、日本でお目にかかった時、
私が、
「伺って勉強させていただきたいです」と話したら、
名刺の電話番号を指し、
「居ない時に来たら可哀想ですから、電話していつでもいらっしゃい」と
言って頂いていました。

未だ、窯には行けずにいますが
ビデオを見直してみて、
何か「お父さん」に会いたいような感覚になり、
しばし、「先生は、もう70歳をはるかに超えられている、娘さんが跡を継ごうとしていらしたけど、先生は、お元気なのだろうか?」
と、先生のくったくのない笑顔を、懐かしく思い出していました。

塾生さんに、伝えることを自分でも勉強しなおすことは、
私にとって、やきものの原点に立ち返ることにもなり、
忘れてしまったことを思い出したりして、良い刺激になりました。

今日の画像は、山で土を掘る(盗む・・・)私を、
「盗撮」されたものです(笑)。

tutihori.jpg
posted by 丸山 陶李 at 21:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 制作過程・窯出し作品
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/706659
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック