2006年04月27日

轆轤で決める!

井戸茶碗。
いよいよ、次回の窯に入れるため、土を調合し釉薬を調合し
さらに、新しい試みとして、轆轤挽きした時に、成形のすべてが決まるように、
高台周りも、轆轤挽きした直後に削ってみた。

韓国に研修に行った時、誰もが感じたことだったが
韓国の陶芸家の使っている土は、ホント固い。
菊練りなどせず、床に叩きつけて、可塑性を増し、そのまま轆轤に設置するのが韓国風であった。

その固い土を5キロも菊練りしようとしたら、しんどかった思い出が。

千漢鳳先生の使っている土も固い。
柳孝雄先生の土も固い。

そこがヒント!

轆轤挽き直後に高台周りを削るには、土もある程度固くないとグニャグニャして削れない。固い土は、この作業にはうってつけなのだ。

先日ブログに書いた「井戸茶碗一考察(続)」で、小林東五氏が指摘している、「轆轤挽きの直後に高台周りを削ったのではないか?」という説に共感したから、私も試してみた。

なによりも、やってみて思ったことは、
合理的!ということだった。

従来のように、茶碗を轆轤挽きし、乾燥状態を見ながら、茶碗をひっくり返して高台周りや高台を削らなくとも、「轆轤で決まる!」のである。
合理的な上に、轆轤の動きがつながり、一発で削りを決めるので茶碗全体の動きが良いことも見逃せない。

あいにく、今日挽いた井戸茶碗、写真を撮影する前に倒してしまい、やり直しとなったが、この感触は、とても良いと思っているし、よい練習になった。今後に生かしたい。というか、明日もこの方法で井戸茶碗の成形をしよう。

画像は、轆轤挽き直後に高台周りをカンナで一削りし、糸切りした茶碗たちと高台周りです。

DSCF0584.jpg

DSCF0588.jpg

あ!今日、もう一つ個展を入れました。
12月4日(月)〜9(土)
東京・東大赤門前本郷美術骨董館「Cafe & Gallery BONART」
カフェがあり、二階は骨董屋さんというシチュエーションでの個展です。

壁面を有効に使いたいので、陶板など壁に展示できるものも制作して行く予定です。
posted by 丸山 陶李 at 17:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 井戸茶碗
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