2006年04月25日

不純物の味

昔の陶工は、土から不純物を取り除き、「良い土」にしようと労を重ねた。

現在、私は昔のような土にするには、精製された粘土に何を加えたら良いか?で、あれこれ試行錯誤したりする。
「良い土」すぎて困るのが精製された土。
このパラドックスで苦労するのは、なんとも歯がゆいと思う。

山から掘った土を、そのまま使いたいなぁと思う。
どこかに土を掘らせてくれるところがないか、そのうち取手近辺を探索してみよう、と思う。

茶碗の土の準備。
精製された土に山砂を加えるため、山砂を篩いに通し、大粒のものはハネル。左側の細かい砂を粘土に混ぜた。

suna.jpg

土が柔らかすぎる。
この柔らかさでは、ロクロの上で高台周りを削れなかったので、少々アーチ型にして乾燥しているところ。
井戸茶碗・・・ロクロを挽いた直後に高台をロクロ上で削るつもり。

tutikannso.jpg

今日は、テスト用の釉薬の調合もした。
だけど昔の長石にも土灰も、当時使われてたものは、今日と違う。きっと精製されてない不純物のもたらす効果があったはずだと思う。
近づけるために、私は釉薬にも不純物をわざわざ入れてみることにした。

結果が出るのが少々怖い・・というのが本音。さて今回はどうなるかなぁ。



posted by 丸山 陶李 at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 陶芸・個展関連
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