2007年08月25日

窯跡調査

只今、いろいろと猛勉強中です。

2000年の韓国・頭洞里窯跡の調査で、井戸茶碗の陶片が見つかっていた。
知らなかった。

過去の遺跡発掘調査では井戸茶碗の陶片は見つかっていないと言うことを読んでいたが、やはり時は流れている。研究も日進月歩進んでいるんだな。

しかも、すでに発掘された井戸茶碗の陶片から、その土の成分まで細かい分析がなされて発表されている。

窯跡調査では、赤い胎土の大井戸茶碗が三島・粉引・刷毛目などの粉青沙器の層と同じところから。小井戸茶碗・青井戸茶碗・小貫入茶碗などの黄色い土の陶片はその上、またその層の上には白磁の層が重なっていたという。これは、今までの研究での時代考証と合致している。

やはり粉青沙器(李朝前期から中期)と時を同じくして、大井戸茶碗も焼成されていたんだ。感慨深い。
現地には資料館の建設計画が進んでいるとの事。

井戸茶碗が何処で焼成されたか、という謎が一つ解けたんだ。
そうだったのか・・・。

井戸脇茶碗
小貫入と釉溜まりの梅華皮が時代の証人。
この小貫入・釉の具合・土味は李朝時代に使われた陶磁器の原料を物語っている・・・。
また実験だ。
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posted by 丸山 陶李 at 01:19 | TrackBack(0) | 井戸茶碗
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