2007年08月10日

幻の札幌焼

明治から昭和初期にかけて、
札幌の旭山記念公園付近で焼かれた札幌焼。

周辺の土を用いて、登り窯で焼成されていました。
3579bd83.jpg

岐阜の陶磁資料館を訪問した際、
美濃の陶工が札幌に渡り、指導したという記述を見ましたが、
札幌の厳しい冬の中で、やきものを作り続けることは
並大抵の苦労ではなかっただろうと、容易に推察できます。
昭和の初めには、すでに途絶え、今は「幻の札幌焼」となっています。

私は、札幌に在住していた時、
旭山記念公園内にある窯跡を訪ね、
登り窯の下を流れる渓流のなかに入り、
札幌焼の陶片を採集しました。

引越しのバタバタで、ダンボールに詰め込んだままでしたが、
梱包を解き、洗って、今日は瓦の陶片に夏野菜の漬物を盛り付けました。

DSCF1489.JPG

ただいま、改めて陶器の土やルーツや技法などを
じっくりと調べていますが、
私にとって、新たな発見もあり、今後の制作にもおそらくかなりの影響となるのではないかと思いめぐらしています。
posted by 丸山 陶李 at 11:48 | TrackBack(0) | 陶芸・個展関連
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