2011年06月11日

青井戸茶碗「与太衛門」

不真面目ではないけれど。。。
6月10日(前半)のテスト焼成窯出し茶碗の中から、
その容姿が微笑ましいので、思わず「与太衛門」と銘してしまった(笑)。

正面には、青井戸茶碗の窯変がでている。
梅華皮も絶妙の面白さ。
傾いた表情が、見る人を喰っているかのよう。。。

こんな人に私の人生の中で出会ったように思う
「人を喰っている」かのような風情で、どこか凛とした品格があり、
奥深くに強い美意識を彷彿とさせられる眼力を感じる。
ちょっと凄くて、人を寄せ付けないようでいて、根底は暖かさで満ちている。
酒呑みで、足取りもおぼつかないが、人生というものを熟知している。

この茶碗を眺めながら、そんな「人格」を感じて、
「与太衛門!」と呼んでしまった。で、銘「与太衛門」!!

テスト焼成に選んだこの形は、どうしようもない形の茶碗だった。
竹で作った箆で削りの時、勢い余って、三段も削りをいれてしまった茶碗だ。
「梅華皮」のテストに丁度いいや・・・。
そんな気持ちで、潰さなかった。
重さも450gもあって、どうしようもなく重い。

欠点だらけのテスト茶碗だけど、どこか惹きつけられてしまう微笑ましさ。
神様の微笑として、手元に取り置いておこう、と思う。

「喜左衛門」さん、ごめんなさい。
私は、真面目に井戸茶碗に取り組んでいることだけは書き添えさせてください。

与太衛門/正面
yotaemon-surface.jpg

与太衛門/少し真面目な表情
yotaemon-side.jpg

与太衛門/見込
yotaemon-mikomi.jpg

与太衛門/高台
yotaemon-foot.jpg

与太衛門/梅華皮一景
yotaemin-kairagi.jpg
posted by 丸山 陶李 at 15:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 井戸茶碗
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