2011年04月08日

鼠志野、リベンジ。

昨晩、23時32分。震度6の地震が再び。
窯の火を止めて、12時間経過していたが、まだ温度計は700℃を示している。
この揺れで、棚板が崩れていたら・・・不安が過る。
眠れない夜を過ごし、朝7時。まだ500℃の窯を開け、そっと窯内を覗き込んだ。
「崩れていない!」
今月末に「聞慶国際茶碗フェスティバル」に招待されており、出品する予定だが、急遽、その会期中に「東日本大震災チャリティ・オークション」を世界各国から集まる陶芸家が作品を提供して行うことになった。私が被災国の日本から渡韓することで「申し訳ないが、10点、オークション用にも用意して欲しい」と連絡が来ている。

カタログに掲載する私の作品は、「大井戸茶碗」だが、チャリティ・オークション用に日本の「鼠志野」の茶碗を持って行こうと考え、制作した。
その「鼠志野」の茶碗が、今回の窯に入っていたのだ。

地震による棚板の崩れはなく、ホッとしたのもつかの間、
先ほど、窯出ししてみたら、素焼きせずに生掛けしたため、下塗りした鬼板と志野の釉薬が剥がれている部分が目立った。鬼板は素焼きしておかないと、こんなことが起こるのは経験済みだったが、今回は時間が迫っており、生掛けにしてしまった。
生掛にする時は、素焼きの陶器に釉薬を掛ける際よりも、釉薬の濃度を少し濃いめにする。
しかし、今回は釉薬の濃度も濃すぎた。うっすらと掛かった志野釉の風合いにしたかったのに。

あと二週間で渡韓だが、なんとか一からリベンジで、鼠志野の作品をチャリティ・オークションに提供できれば・・・と考えている。
今日、窯出しした「鼠志野茶碗」
画像 026.jpg



posted by 丸山 陶李 at 16:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 志野・鼠志野
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