2010年03月08日

縄文土笛を制作しながら…

縄文土笛の制作中、粉青沙器の技法(印花文、暦手)は「新羅土器」にも見られ、技法的には「縄文土器が始まりだ」と思う。紋様を一面に刻むことで、胎土もしっかりと引き締まる効果がある。装飾以外の土の引き締まり効果を縄文人は知っていたのだ、と思う。

終了した東博の「土偶展」で中空土偶、中実土偶、その成形方法が非常に興味深かった。縄文土笛を作りながら、中空の土偶の厚さが5mmほどだということを思い起こし、輪積み成形だけではなく、刳り貫き技法を用いたかもしれない。と考えている。 刳り貫き技法を用いれば土を薄くできるし、内面の処理も丁寧にできる。

今日も「縄文土笛」を制作。昨日と今日二日間で、11個制作した。今日はフルートのような一穴の土笛も作ってみた。11点すべて「刳り貫き技法」で制作。

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posted by 丸山 陶李 at 17:36| 縄文