2007年02月17日

静かに時は流れて

カルチャー・センター「癒しの陶芸」も開講から5ヶ月。
1月から3月までの三ヶ月は、自由に応用制作としたので、
皆さんが、作りたいもの、作りたい形を楽しんでいる。

今日は、生徒Sさんが、私のブログからカルチャー・センターの講座について書いた所を抜粋して、パソコンでブログを読めない人たちにも、私のブログが読めるようにと、ファイルを印刷して回覧してくれた。

生徒さんのひとりひとりに、そろそろ個性が感じられるようになってきた。

★Nさん(男性)は、非常に丁寧な制作をされる。仕上げも丁寧なので、電動轆轤で挽いたように滑らかな土肌となる。どこか職人技のような「こだわり」を感じさせられる。毎回、何を制作するか考えてあり、講座が始まると迷いもなく、手が動き始める。

★Kさん(女性)は、茶碗に魅せられて、最近は茶碗を毎回制作している。茶碗の掲載された陶芸の本も購入して、家にも手轆轤が欲しくなってきているそうだ。最近は、粉引茶碗にも挑戦し、女性らしい、ぽってりとした造形で優しい表情の茶碗を作っている。

★SEさん(男性)は、実用しかも自分の食卓で使うことを楽しみに制作している。毎回、「これは煮物をのせたら良いかな」「これはお鮨の時に使う大振りの湯呑」「夏になったら、これでビールを飲もうと思って」など、制作するにも、料理や飲み物の具体的な構想ができているので、完成までの制作時間が短くなっている。

★SAさん(男性)は、講座の日には、いつも何を作るか決まっていて、その装飾に使う印花や植物の葉など、準備も整っている。丁寧な作りは、Nさん同様に職人のこだわりを思わせるものを持っている。家でも残った土で復習制作している熱心な方。

★Oさん(女性)は、実用の器に装飾をするのを楽しんでいる。化粧土をスパッタリングしたり、クラフト系の装飾や形がお気に入りのよう。「〜の時に盛り付ける器が欲しい」など、頭の中に料理との取り合わせがあるので、完成した器に盛り付けられる日を楽しみながら制作しているのが、わかる。

★Hさん(男性)は、大胆で素早い造形、迷いがない。こだわらずに、さらりと土に触れているところが、すがすがしく感じられる。これから少し大きなものにも、チャレンジしてくれたら、より個性が感じられるものを制作するだろうと思っている。

★Kさん(男性)は、ちょっとはにかみながら遠慮がちに制作されているけれど、なかなか造形力はあると思っている。香合や小鉢など、美的な観点から自作をみつめながら、制作しているのが感じられる。

★Yさん(男性)は、こどものように無邪気に土と触れ合っている。毎回、迷いがないので、時間をかけずに、さっさと仕上げてしまう。技術向上よりも、とにかく土と触れることを、楽しんでいるように見える。

★Iさん(男性)は、絵を描くことが好きで陶芸を始めてからも、絵でいう構図にあたる造形力を感じさせる方。無口だけど、作品からは、とても心地良いオーラが出ている。若い方なので、これからが楽しみ。

★Uさん(女性)は、遠くから通っているのでお休みが多いのが残念。制作したものは、ペットへの愛情たっぷりのフードいれなど、いつもペットのことを忘れない優しさが器の表情にも表れている方。

今日は、皆さん始まりからシーンとして、いきなり集中モード。
二時間で仕上げるのに、時間が足りなかった皆さんが、最近は余裕綽々で、
早めに仕上げてしまう姿が頼もしく見えてきました。

講座終了後、柏そごう8階で開催中の「大陶芸展」を生徒さんと見る。
人間国宝の作品や物故作家の作品、全国の有名窯業地の代表作家など、
これだけ幅広く一同に会している展示会は、そうそうないと思います。

会場の方が、「お手を触れないでください」と注意書きがあるのに、
私には「よろしかったら、どうぞ触ってください」と言葉をかけてくれた。
生徒たちに一点一点、作家と作品について説明していたので、陶芸家だとわかったのかもしれないですね♪どうでもいいけど、お許しをいただいたのは、特別扱い(?)されたようで、ちょっぴり嬉しかったです。

お近くの方は、どうぞこの機会に「大陶芸展」をご覧ください。
こちらが、チラシです。
dai-tougeiten.jpg
posted by 丸山 陶李 at 20:29| Comment(0) | 夢は枯野を
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