2009年09月22日

織部・志野の心

先週いきなり発熱し38℃を超える熱で苦しみましたが、処方していただいた薬で落ち着いていたため、回復かと思いきや・・・
徹夜の窯焚きの後、爆睡から目覚めてから再び発熱。昨日・今日とまた寝込みました。

それでも大汗かきながら、生徒作品を窯出しした私って自虐はいってますか(笑)。

今回の生徒たちへの課題は「下絵付け」でした。
弁柄による下絵付けで、織部や志野の作品を作ってみようという試みです。

通常、李朝の焼き物を主流としている私ですが、志野は陶芸家になりたいと思わされたルーツの焼き物です。焼成は李朝の焼き物と志野とでは全く違うので別窯で焼く事になります。

今回の窯焚きは生徒作品のみでしたので、私の作品はありませんが、窯出ししながら、日本独特の焼き物である織部や志野は、私にとってやはり捨てきれない魅力ある焼き物の心と美意識に訴えるものをもっていると感じました。

赤い土に緑の釉、そして黒い下絵。この三色がかもし出す織部の魅力はデザイナーとしての古田織部の斬新さを感じます。
DSCF4110s.jpg
DSCF4111s.jpg

うっすらと浮かび上がる志野のなかの下絵。これもピカピカクッキリした色絵とは違い、一味押さえ気味の表現の中に、日本の情緒を感じます。
DSCF4119.jpg

こちらは、生徒たちが自作調合した「斑唐津」の作品です。
下絵付けはありませんが、釉薬の調合は上出来です。
DSCF4117s.jpg

posted by 丸山 陶李 at 20:48| 志野・鼠志野