2009年09月11日

箱書きを終えて

オンラインショップGallery陶李から、
三点、そして高麗茶碗作品集より一点が嫁いで行きます。

先ほど、「箱書き」を終えて梱包しました。
「黒伊羅保茶碗(オリジナル)」「柿の蔕茶碗」は奇遇ですが、
同じ日に窯出しした茶碗です(2006年6月28日窯出し)。
兄弟姉妹同然の二つの茶碗が、同じところに嫁いで行く事に気づいたら、
旅の途中も、嫁ぎ先でも兄弟姉妹で語り合うこともあるだろうなぁ、とちょっと楽しそうな様子を想像してしまったお嫁入りです。
この子たちは、どんな話をするのかな。
二つとも可愛がってもらえますように!

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「志野鎬一輪挿し」は、「緋色」を得た焼成に満足できた志野のお思い出の作品。2007年の「銀座エインカレム」個展で展示した作品です。もう一点、「志野はぜ徳利」は、2008年の栃木「筍心堂」個展で展示しました。

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明日、ヤマト宅急便VIP扱いで発送予定です。

「箱書き」の時は、茶碗に合わせて作っていただいた桐箱の蓋に、まず「とのこ」を摺り付けて墨が滲まないようにします。
私の「桐箱」「覆い紙」と「紐」「右近布」は、桐箱の業者さんに指定してある茶色の和紙と紐が付き、茶色の右近布が付きます。

茶道の先生方には、お箱の覆い紙と紐の色合いも好評で、
「お箱もいいのよね〜!」とお言葉をいただきます。

このたびのお買い上げいただきました方から、
『(高麗茶碗)作品集で「柿の蔕茶碗」を拝見したときには腰がへなへなとなるほどに感動し、すっかり参ってしまいました。』
と、メールを頂きました。

茶碗は「出会い」だと思うのです。
気に入っていただいた方に出会えて、喜んで嫁いでいけるのでは・・・と我が子が嫁ぐかのように、作品を梱包した私の耳には、今日ラジオで耳にした「山口百恵」の「秋桜」の音楽が流れていました。






posted by 丸山 陶李 at 23:29| 制作過程・窯出し作品