2007年01月20日

最初は笑ってみていました

http://www.asahi.com/life/update/0120/013.html
 ↑
こちら、朝日新聞に掲載されたテレビ番組内に捏造があったという記事です。
そう、「納豆が店頭から無くなる」という現象を起こした、その番組です。


何かに効果があるとなると、店頭からその品物がアッと言う間になくなる現象は、今回の「納豆」に始まったことではありません。

マスコミ報道に踊らされた消費者たちの行く末は「買い占め」となることが
幾度も繰り返されています。

一人暮らしの父は、毎朝必ず「納豆」を朝食の一品に入れています。
車の運転もやめ、ひとりで、スーパーに買い物に行くのですが、
必ず「納豆」を忘れないように、と独り言のように言っていたことが
おもいだされます。

「納豆にダイエット効果がある」と報道されれば、オイルショックのトイレットペーパーや、米不足の米買い占めの時のように、大勢の人々が、「納豆」買い占めに走ったのでしょう。

私も、納豆は好きですから、最初は「納豆ダイエット」のニュースを笑ってみていました。「これで、また納豆が品切れになるんだろうな」と。

しかし、今日の冒頭のニュースを読んでいただくとわかるように、
この番組には、いくつもの「捏造」が含まれていたのです。
「捏造」までして報道し、店頭から「納豆が消え去って久しい毎日」の様子を
制作者たちは、視聴率の高さと効果に高笑いしていたのでしょうか?
腹が立ちます。

父のように、足腰も弱くなった老人が、毎朝の食卓にと、わざわざ納豆を買いに歩いて行っても、店頭には品切れの日が続出していたのです。


「うばい合えば 足りぬ。
 分け合えば あまる。
 うばい合えば 憎しみ。
 分け合えば 安らぎ。」


と、私の部屋に掛けてある「相田みつを」の言葉を
じっと見つめているうちに、人間の「さもしさ」に涙が滲んできました。
「バカヤロウ!」の反動の涙です。

私は、トイレットペーパーの買い占めもせず、米の買い占めもせずタイ米を食べていました。今回も納豆は好きですが、買い占めはしませんでした。

番組制作者に「バカヤロウ!」
載せられて買い占めに走る消費者に「バカヤロウ!」
自分のことしか考えられない人間の本性に(私も含めて)「大バカヤロウ!」

と怒鳴ってみたくなりました。

78475ed26197f48a.jpg
posted by 丸山 陶李 at 22:22| Comment(0) | 夢は枯野を
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。