2006年12月26日

愚左エ門がやってきた★

今日は風雨の中、友人のおらっちが、以前制作したコーヒーカップを取りに来るという連絡が入り、ランチを兼ねて柏に出かけました。
二人とも「一人6000円」を、「二人で6000円」と勘違いして注文(滝汗)。
私が「井戸茶碗一考察」でも取り上げている「上口愚朗」作の「井戸茶碗」のひとつ「愚左エ門」が、ご縁があり私の元に滞在中。

愚朗さんは、間違いなく国宝「喜左衛門」をもじって「愚左衛門」と命名したのであろう。

以下、私の元に「愚左エ門」を送ってくださった方の文です(一部略)

***************************************************************************

私の愚左エ門をそちらに出張させますから、一月くらいじっくりと話を聞いてやって下さい。
なかなかの男前です。
評伝『嗤う茶碗』の裏表紙にある2人の兄弟たちよりもずっと男前です。
長期出張で喉も渇いていると思いますから、茶でも入れてやって下さい。

陶李さんの事は私も愚左エ門も先刻承知しておりますので、
安心して送り出してやれると思います。

愚左エ門には、野郎の所ではなく才媛の所に行くのだから、
くれぐれも粗相のないように言い聞かせておきましたが、
何か不都合がありましたらご連絡下さい。

また、愚左エ門の畳み付きの所に一箇所だけ、多分窯キズだと思いますが、2、3ミリのホツがあります。
目立たないので陶李さんがある日突然見つけて驚かれてもいけませんので、
予めお知らせしておきます。

それでは、奇人陶工上口愚朗に詳しい2人の事ですから、
積もる話もございましょう。
存分に語り明かして下さい。
あっ!それから、愚左エ門の記念写真の方も宜しくお願いします。

愚左エ門の話をじっくりと聞いてやって下さいな。
貴姉の事はこの茶碗を買う前にネットで井戸茶碗の事を調べている最中に知りました。
是非ご自分で納得の行く茶碗を生み出して下さい。
上口愚朗も相当に苦労したようですね


***************************************************************************

さて到着したら、おもむろに梱包を解き、桐箱から「愚左エ門」を、
そっとそっと取り出してみました。
たしかに「男前」です。
「これが、愚朗さんの井戸茶碗か・・・」と感慨ひとしおです。

昨日、到着してから、眺めたり、撫でまわしたりしながら、
まだお茶を点てていませんでした。
今日も、ちょっと外出が多かったので。
明日は、 この愚左エ門でお茶を点ててみましょう♪
何を語ってくれるか楽しみです。
来年一月一ぱい、この愚左エ門と楽しく語らおうと思っています。
お送りいただいた方とは、面識もないのに、
私ごとき、無名の陶芸家の元に、大事なお宝・可愛い息子を
旅にだしていただき、感激です。本当にありがとうございます(涙)


到着した愚左エ門。持ち主に言い聞かせられた事と約束したことをじっと守ろうと、
まだ緊張しているようです(笑)。

DSCF0177.JPGDSCF0181.JPGDSCF0183.JPG
posted by 丸山 陶李 at 23:16| Comment(0) | 井戸茶碗
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。