2008年10月20日

石膏型打ち成形

個展会期中なのに、次回の窯焚きのため、急ピッチで制作しています。

井戸茶碗?

いいえ、違います。(笑)

大井戸茶碗は、よっぽど体力・気力ともに充実していなければ形にならないツワモノです。
機が熟すのを待ってロクロに向かいます。


不思議なもので、「よし!今日は井戸茶碗を挽ける」という日があるのです。

現在、開催中の個展には粉引の作品で、カフェオレボウルと楕円皿を出展していますが、個展の追い込みの時期から、石膏型による型打ち成形に凝っています。

もちろん、石膏型は自作です。
石膏も陶芸と同じく、タイミング勝負で、作り始めたら容赦なく次の段取りが待っています。

石膏型が温かいうちに、型に彫刻も入れていきます。
後始末をしなくちゃ!と陶房を見渡せば、リューターと石膏カンナで削った削りカスが雪のように山積している状態になり、自分の足もむやみに動かせません(涙)。
もちろん、愛犬も出入り禁止です。

昨晩は、髪の毛・頬・肩・腕・手指そして勿論、陶房も石膏祭りになりました(謎)。

石膏型による作品は、十一月から東京のあるお店からオファーがあり、手頃な食器を中心に制作しています。

茶陶と食器制作の両輪ですが、どちらも好きです。楽しく仕事が進んでいます。

パソコンに向かう時には、釉薬の調合をいろいろ考えています。
黄瀬戸・黒釉・白釉と頭のなかは、釉薬の調合を考えて忙しないようです(笑)。

お店に納入する予定の、石膏型で型打ち成形した黄瀬戸の作品と粉引の作品(乾燥中)

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キムチの空容器から作った石膏型
・・・・・・捨てる前に考えよう!再利用(笑)

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昨日のカルチャーセンター「癒やしの陶芸」には、新規入会者が二名。なんと、一人は小学生の女の子!

「この子、陶芸家になりたいって言うんです」

というお話を、お母様から聞いて、
「とうとう!」「ついに!」「女流陶芸家志望者が来た!」
というような感じでした(笑)。
私が陶芸家になりたい、と初めて陶芸家という存在を知ったのは中学生の時でした。
ホームページで私のプロフィールに目を通している受講生の一人から、
先生より(陶芸家を志したのが)早いじゃん!
とツッコミ(笑)。

初めて本格的に作陶するのに、次に必要な作業に必要な動作が、スムーズに且つ自然にでてくるので、受講生の皆さんも、驚いていました。楽しみです。

こどもの夢は、壊しちゃいけません。
「陶芸家は食べていけないから、やめたほうが良いよ」
とは、言いませんでした(笑)。

そして私は、明日からは、またバイト・・・。
次の土日の作陶を楽しみに、頑張ります♪


posted by 丸山 陶李 at 16:05 | TrackBack(0) | 制作過程・窯出し作品
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