2008年02月04日

ごめんね・・・

雪でした。
札幌と比べたら、ちょっとだけなのに、関東では終日交通渋滞と交通規制となり、亡くなった方もでるという雪の日となりました。

毎朝、会社への出勤途中、私は地下道を通ります。
ここ数週間、寒さも厳しくなり、電気毛布でぬくぬくとしたベッドにもぐりこみ睡眠をとっている私です。

でも・・・。
毎日通る地下道には、ホームレスの方々が寒さに身を縮めて丸くなって寝ているのです。
この光景は、近くの芸術劇場横の公園でも、以前に目にとまりました。それは、銀座の個展のために芸術劇場近くのウィークリーマンションに一週間宿泊した際の、毎日の光景でした。
ホームレスとなっても、飼い犬を処分せずに人生の伴侶として暮らしている飼い主。そして、その飼い主に忠実に、じっと添い寝する犬に胸が痛くなったのでした。
陶李エッセイ集をご覧下さい)

今は毎朝、声をかけることもなく、私は、ホームレスの横を足早に通り過ぎて行き、朝のコーヒーをいただくためにショップに入ります。

その方々が目にとまる度に、心の中に衝動が走るのです。
「ごめんね!ごめんね・・・」と。
心の中で叫んでいます。
本当に胸がギュッツと痛くなります。

札幌に在住していた時も、地下鉄の地下道でホームレスの初老の方が、もう歩く気力も失って路上で喘ぎ、座り込んだのを見ました。
その時、私は急いで駅員さんのところに走り、「苦しそうにしているので救急車を呼んでください」と言い、場所を教え、すぐに傍らのファーストフードの店に入り、暖かいスープを一カップ求め、ホームレスの方に差し上げようと、うずくまっていた場所に戻ったのでした。

ほんの五、六分のうちに、一体何が起きたのか・・・。
戻った場所にホームレスの方は、もういなかったのでした。

そしてこの東京でも同じ光景に毎日出会う私。
もう暖かいスープをホームレスの方に運ぶこともしていません。

地下道で同じ光景に出会う度に、聖書の中の「良きサマリア人の教え」が脳裏を横切って行きました。
いや、いつもいつもです。

私はサマリア人のように、宿を用意することも、宿の方に宿泊代を渡すこともできない。まるで、通り過ぎて行ったユダヤ人のようだ。と。

心の中で泣いています。
私にできることって一体何?何?なに?


先週、「わかち合いプロジェクト」から、今年も古着の支援が始まったとパンフレットが届きました。
こちらをご覧下さい。
08refugee6.jpg
タイのミャンマー難民キャンプへの古着支援プロジェクトです。
受付は今年の六月二日からです。
寒さに震えるホームレスの方々、そして大量の衣類を必要としているミャンマーの皆さんたち。

私に何ができるのか?と辛い気持ちのままですが、
出来る限りの支援をして行きたいと思っています。
良きサマリア人にはなれずとも。

皆さんのご協力を、お願いいたします。
posted by 丸山 陶李 at 21:37 | TrackBack(0) | 夢は枯野を
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