2009年08月30日

パラダイム・シフト

現在、WEB担当者として某市まで車出勤をしている私ですが、
毎朝、民放ラジオ局の放送を車を運転しながら聴いている(テレビは視聴不能で数ヶ月放置状態・笑)。

民放ラジオ局なので、随所に「声」でのCMが挿入される。

この社会情勢、不況のなかで弁護士による社会的救済措置のCMには「ほ・ほぅ〜!弁護士のCM!聞けば相談したくなるような語り口と女の子のアナウンス。局アナのニュースの読み上げと違い、シロウトっぽい語り口。親しみと敷居を感じさせないトークを意識してるのか、シロウトっぽさが妙に心に沁みる・笑」と感じる。

さてさて、「パラダイム・シフト」のタイトルの核心は?というと。
キーパーソンは「鳩山さん」。キーワードは「友愛」です。


もう皆さんもご存知だと思いますが、第45回衆院選・小選挙区・比例代表区・茨城県知事と、大きな選挙の投票日が今日。開票速報をインターネットニュースや動画ニュースで追っているところです。

政権交代確実ですね。

毎朝、車のラジオで流れるCMの一つが「民主党」の鳩山由紀夫代表によるものでした。

「声」「話し方」「言葉」から一際インパクトを感じていました。

『政権交代!民主党です!』という鳩山さん自身の声が流れるCMでした。

落ち着いた声と冷静な語り口からは知性も感じられ、同時に「声」だけを聞いているのに「期待・希望・信頼」が湧いてくるCMでした。民主党だから、というより、これは鳩山さんの内面性や人間性と明確なマニフェストに裏づけされたものだと思いましたね。小沢さんだったら、こうはいかない(笑)。

貧しい一庶民からの期待を賭けてみたいという思いを抱かせる「声」であり「語り口」でした。
こういう「声」を聞いていて、今日の政権交代の結果を鑑みると、「政治は人なり!」とシミジミします。

やはり何事も「人」なのだと思います。だから人を育てなければならない。教育の核だとも思うのです。人材育成と昨今よく言うものの、隔絶されたちっぽけな組織内での能力やスキルやら社交辞令などが目につき、グローバルな視点による人材育成までどれだけ力を注いでいるのか?と思うこともあります。なんと言っても教育自体を担当する人々の教育すらできていないんじゃないか?と考え込むことすらあります。当然、教育担当者関係者の目にしたくないような組織での人間性(本質)を見抜ける場面も相当ありますし、言動に目をつぶることも実際あります。まぁ、反面教師も必要だな、とは思いますが。「どこをみて何処に向かって人を育てていくのか?」人を育てる立場にある者が、もう一度心しなければならないことだと思うのです。

残念ながら、同じカトリック信徒であるという麻生太郎さんには、こういう「声」と「人間性」は感じ取れませんでしたね。。。むしろ、黙っていたほうがいいのに・・・と思うことしばしばでした。こんなところでカトリックという宗教の話しを持ち出すのはおかしいかもしれませんが、やはり何を信じているにせよ、核心は「人間性」なのだと思うのです。

結果、政権交代を見事に果たし、鳩山総理誕生となる見通しとなりました。まだ誕生したわけではないけれど鳩山内閣に、なんとか私たちに希望を持たせていただきたいと思います。

個人的に、鳩山さんの多くの遊説で声を枯らしてしまい、少々かすれた声になった頃の声(演説)が好きです!(笑)。濁声(ダミ声)の政治家が声を枯らしても、あんまり真摯に感じないし、ハッタリっぽく感じさせられるのですが・・・。鳩山さんの人間性の成せる技か、それとも私の好みの問題か・・・。

昨日、選挙戦最終日、池袋西口での鳩山さんの演説。感動しましたよ。久しぶり。政治家に感動したのは。(民主党の8/29最終日のニュースページへ)

どうぞ、総理としてマニフェストを実現していただきますように!(哀願)。

この政権交代が、日本の政治・社会・組織・教育のパラダイム・シフトになる事を祈らずにはいられません。

頼みます!鳩山さん。と心から思います。

20090831hatoyama.png

=== 友愛の淵源と鳩山友愛思想 ===
(鳩山由紀夫後援会「友愛とは」より抜粋)

鳩山由紀夫代議士の政治姿勢として掲げる「友愛」とは、汎ヨーロッパ運動主催者ク―デンホフ・カレルギー伯が提唱する友愛思想、友愛革命、友愛社会を原点としております。

その目的は、「母性愛」を根源とする人格の尊重が基調であり、相互尊重、相互理解、相互扶助によって、新しい価値と夢のある未来を拓くために、人種、宗教、民族、国家、言語の壁を超越して、人間と人間、自然と人間との共生を目指して恒久的な世界平和と人類の幸せを実現することです。
posted by 丸山 陶李 at 21:35| 夢は枯野を

韓国へ

先日、お嫁入りした「桜月角皿」。
お送りした方が、日本で勉強中の韓国の方だったということで、
いずれは、この作品も韓国に日本の思い出として持ち帰るとの事。

作品到着のメールをいただいて、数日経過していますが、
今更ながら(気づくの遅すぎ・・笑)、「私の作品が韓国に行くのは初めてだ・・・」と思いました。
世界各国にお嫁入りしている作品はありますが、
私の技法のルーツでもある韓国で、私の作品が所蔵されるのは、これがはじめてなのでした。

私の庭で咲いている白いムクゲを見るたびに、日本の桜を象嵌した私の作品が、ムクゲを国花とする韓国へ行くことを、ささやかながらも異国との「文化と心の交流」ができたように思え、とてもとても嬉しく思うのです。

mukuge2009-s.JPG

このようなメールをいただきました。

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丸山陶李 様

今日「桜月角皿」を無事いただきました。
迅速な対応と配送、100円のお返しなど本当にありがとうございました。

今回は、たまたま「李朝」という検索で丸山様のホームページにたどり着き、素敵な作品に出会えてとてもうれしくまた感謝いたします。

私は勉強で日本に来ている韓国人で、
せっかく日本に来ているので、

日本にいる間にも使えて、また将来国へ帰ったときも捨てずに持って帰りたいもので
一生使いながら日本に来ていたころを思い出させてくれるものを
さがしてきました。

今回の作品の写真を最初ネットで見た瞬間、「これだっ!!」と思い迷わず購入することにしました。

でも実際いただいてみたら、とても素敵で食器として使うのは
とても申し訳なく、もったいない気持ちがします。

幸せな気分になりそうな、癒される作品を作っていただき
本当にありがとうございます。

またの機会ありましたらよろしくお願い致します。
posted by 丸山 陶李 at 12:09| Gallery 陶李

2009年08月23日

最後の一枚

嫁いで行きました。
桜月角皿
2007年、父と母の墓参をし、車中二人で
「見事だね」
「満開だね」と、
春の満開の桜に父と歓声をあげた事、
亡き母が夜桜が好きで自作の押し花絵にした作品「夜桜」。
父母との思い出。桜の思い出。
そして2003年、がんばらなくちゃ!と自分を鼓舞しながら歩いた道、見上げた国立駅前通りの見事な桜並木。それも今では、桜の思い出。
私には桜ほど思い出の詰まった花はないかもしれない。
思い出の桜の花を、一つ一つ印花で象嵌した作品でした。

ogetusara.jpg

作品が手元を離れたからか・・・
手元の作品が無くなってきたからか・・・
整理して、さよならしなくちゃね、なんて思う。
やれるだけやる。

Gallery 陶李のメインでもある「食器」。
次作を待ってくれている方々にも、思い出の一品をまた
紹介できるといいけれど。。。
posted by 丸山 陶李 at 21:16| Gallery 陶李

2009年08月15日

データを取る事は

今日もWEB制作の話し。
陶芸と関係ないじゃない?と思う方は、
「データを取る」ことは陶芸にも欠かせないこと、とご理解いただければと思います。

ブラウザの確認、最低二つのブラウザで表示のされ方を確認します。これを怠るウェブ制作者がたまにいるので困ります(笑)。

最低二つというのは、Gecko系エンジンの「Firefox」と、多くの利用者を持つ「Internet Exploler(IE)」です。

二つのブラウザで確認しても、IEのバージョンによってもブラウザの表示が違ってくるので、私は「IEテスター」で、
IE5.5, IE6, IE7, IE8(最新のIE)の確認を同時に行っています。
たまに、IE4を使っている方もいるのですが、これはどうしようもないです(笑)。

インターネットの閲覧者のブラウザの利用状況は、データをとって参考にしています。

以下のグラフと表をみたら、WEB制作者には、いくつものブラウザチェックが欠かせないことがお分かりいただけるでしょうか?

b.jpg

76.98%の利用者がいるIEですが、IEにもバージョンがあり、最新はIE8です。IE7から、IEもタブブラウザ機能を備えて使いやすくなりました。

余談ですが、IE8は大変快適(軽くなりました!)になりタブブラウザとしても使いやすいのでIEの中ではお勧めです。

私は主にFirefox3.5を利用していますが、
データを見ると評判の悪かったIE6の利用者がまだまだ多いのにびっくり。

いやでもIE6で表示確認をIEテスターでするのですが、驚くほどの表示の違い・・・IE6に合わせてWEB制作するより、利用者に早くバージョンアップをするようにお願いしたいです(笑)。無料なのですから。

私のサイトへのアクセス者のブラウザ情報データ

赤の点線部分がブラウザの種類とヴァージョンです。


7月のブラウザ・ヴァージョンデータ
v.jpg

8月途中までのブラウザ・ヴァージョンデータ
IE8にヴァージョンアップされた方が目立ってきました。
v1.jpg

このようにデータをとって、分析することは、WEB制作に欠かせないことが少しお分かりいただけたかと思います。要するに自分のパソコン環境で見えていることしか見ないのではヨロシクないということです。アクセスしてくださる皆さんの環境を考えて、いろいろ想定しながら制作することが、アクセスビリティ・ユーザビリティにも繋がっていきます。

陶芸も一窯焼成するごとに、土・釉薬調合・炎・冷まし方まで、毎回微妙に違うので、二度と同じ作品は取れないと言われる所以なのですが、それでも私にとって毎回のデータは貴重な宝物です。



posted by 丸山 陶李 at 23:46| 夢は枯野を

2009年08月12日

マイ★カフェオレボウルを作ろう!

昨年12月に読売日本テレビ文化センターの特別講座
「マイ★カフェオレボウルを作ろう!」で
受講生の皆さんに配布した資料より、画像を動画で紹介しました。

夏休み、土に触るチャンスがあったら、是非挑戦してくださいませ。
また、常設講座「癒しの陶芸」の受講生の皆さんには、復習を兼ねて公開します(笑)。



You Tube「陶芸家 丸山陶李 チャンネル」より
posted by 丸山 陶李 at 14:26| 陶芸・個展関連

2009年08月03日

WEB制作の中から

陶芸家・丸山陶李のブログですが・・・。
今日は、私のもう一つの仕事「WEB制作」の中から感じたことです。

オファーを受け、国際援助団体「手を貸す運動〜Lend A Hand Movement〜」のサイトリニューアルを終えたところです。

リニューアルしたものの、サーバ容量もギリギリだったため、サイト移転・独自ドメイン取得・CGIでのフォーム取付やRSSの設置・SEO対策と、サイト制作後にも、して差し上げたいことが残っていました。

ようやく今日一息ついたところです。

今までにもWEB制作を手がけながら、当然のことではありますが、そのサイトが発信している情報について、原稿を拝読しながらデザインやアピールの仕方を考え、コンテンツやリンクの配置を考えるため、嫌でも(笑)詳細にサイトの内容・文章を読まなくてはなりません。これは、すべてのWEB制作者がそうしているということではなく、私がそうしながら、サイト全体の構想とデザインを決めていくやり方をしている、ということです。

独自ドメインを取得し公開した「国際援助団体「手を貸す運動〜Lend A Hand Movement〜」」のサイトは、私自身も25年関わってきた内容でありながら、改めて、現地(シエラレオネという西アフリカの世界でも最も貧しい国と言われています)で実際に働いていらっしゃる宣教師・神父様・シスターたちの命がけの働きが想像を絶するものであることを再認識させられました。

また長い間、佐藤代表をはじめ多くの皆さんの支援。継続することが現地の人々や宣教師の皆さんの希望に繋がっていたことを深く思い、生きるにも死ぬにも「希望」を持つことの大切さを、身に沁みて考えました。

私たちを生かしてくれているのは「愛」です。。。と言ってもピンと来ない時があります。愛は時に痛みを伴うこともありますし、逃れたいと、そればかりを考えてしまう程の辛苦も体験させられるからです。「その人に負えないほどの十字架を主は与えられない。あなたに負える十字架だから・・・」と励まされる(?)こともありましたが、辛いものは辛いし、痛いものは痛いのです。

WEB制作の現場を通して、様々な人々の声を聞かせていただけたように思います。助ける人、助けられる人、傷つける人、傷つけられた人、死に行く人、見守る人、祈る人、感謝する人、分ける人、分かち合おうとする人・・・。

最後におぼろげながらかもしれませんが、「今日一日生きてみよう、生かしていただけるのなら」「明日を生きていこう、明日を与えてくださるのなら」ということは、つまり「希望」を持つということなんだ、と知らされました。

WEB制作のデザインを考えたりすることは、見栄えの良いサイト作りに必須です。こういう「見える部分」の仕事は比較的楽しみながら制作にあたれます。

何事もそうでしょうが、「見える部分より見えない部分に大切なことがある」ものなのは、WEB制作も同じです。

砂漠の中を歩いているような気持ちになります。
なぜなら、先の見通しの立たない、膨大なタグの整理は、指が痛くなるほど、細かくキーを叩き続けるからです。もちろん視力も常に細かいソースを見続けているので相当やられます。

IT関係者が腱鞘炎になりやすいのも、そのキーを膨大に叩き続けなければならないことがあるからだと思います。タッチが軽く早くても、想像以上に指を動かし続けなければならないからです。そしてコーディングは、頭の中は常に、ソースとタグ(HTMLやCSS、XHTMLなどの文法)をデザインと関連付けて考え続けているのです。何よりも、WEB制作には、サイトにアクセスしてくださる方々のことを第一に考えたユーザビリティ・アクセスビリティの配慮が欠かせません。

そんな辛い作業の時に、現地で働くシスターの命賭けの一場面(「手を貸す運動25周年記念に出版された本「あの笑顔が甦った」」を思い出しては、がんばらなくちゃ!と自分を鼓舞しました。

公開を終えた、リニューアルしたサイトのために、リンク集に掲載するサイトを検索している時、現地西アフリカ・シエラレオネで働く「シスター根岸美智子」(私の大学の先輩)の名前で、あるサイトが見つかりました。それは、シスター根岸の投稿を記載してある「日本カトリック海外宣教者を支援する会 (KIZUNA)」というサイトでした。

シスター根岸の投稿と共に、何人かお目にかかったことのある神父様やシスターの投稿もありました。その中には、やはりアフリカの地でエイズ患者と共に暮らし、人々の死を見守りつづけたフランシスコ会のニコラオ根本昭雄神父様の投稿もありましたが、アフリカからロシアへ行かれ、昨年二月日本で、根本神父様は帰天されていることを知り・・・お写真を拝見しながらしばし涙がとまりませんでした。知らなかったのです。根本神父様が亡くなったことを。

images.jpg

そして今日の最後に、「日本カトリック海外宣教者を支援する会」のサイトに掲載されていた「宣教とは?」の一部を引用させていただき、締めくくりたいと思います。
WEB制作の中から、私自身、多くの必要なことを学ばせていただいたこと、そして人々の生き様から「希望」を与えてくださる皆さんが存在していることに触れられて感謝です。感謝です。。。

「・・・他の人々との対抗意識を持つ時、人間は民族、国家、企業、学校、出身地への帰属意識を強烈に燃やすようである。内部一致を強めるには、外敵を持つとよいとも言われる。しかし、それは時には自己のエゴイズムやグループのエゴイズムにも導きかねない危険性を含んでいないだろうか。現実の世界で、民族意識や国家意識は必要であっても、これを絶対化してはならないと思う。
・・・・海外の宣教者は、異なる民族、国家の現存の中で、民族、国家意識を越えた世界的視野の下に自分と人々とを見る事が出来る人ではないかと思う。他の国や民族の人々と共に生きると言うことは、自分が持っている国民性や民族性の豊かさや、時には貧しさを見つめて、これを絶対化することなく、むしろ相対的なものであることを知り、人間であることの価値を第一に見つめることに挑戦することではないかと思う。(以下略)」
posted by 丸山 陶李 at 22:14| 夢は枯野を