2007年07月30日

土鈴

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音の出るもの、好きです。
オカリナとか土笛、草笛なども素朴な音で大好きです。

埴輪作りを子供たちと楽しみ、
次回は土鈴など、どうかな?と、試作品を制作してみました。
ミニチュア陶芸のてるどさんに、いよいよ対抗?・笑)

実は・・・
小学生から中学生にかけて、私の収集癖は「土鈴」だったのです(笑)。
部屋の中に、一本の長い竿を渡し、
竿に蒐集した土鈴を吊るして、部屋の天井を見上げると土鈴のオンパレードという状況でした。
お小遣いも少ない年頃でしたから、行く先々で土鈴を買うのが、せめてものお土産だったのです。

普通に土鈴な面々
ミニチュア版の一輪挿し花入を土鈴にして試作したもの。
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童子の土鈴
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鳩の土鈴
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今日は、体験の陶芸教室に二人の方が、いらっしゃいました。
それぞれ蚊遣り茶碗など制作後、私の小さな土鈴に触発され、余った粘土で二点ずつ記念に土鈴を制作されました。
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posted by 丸山 陶李 at 19:17 | TrackBack(0) | 陶芸・個展関連

2007年07月29日

笑顔が残った親子埴輪作り

夏休みの思い出や自由研究に、と企画した
「笑顔を残そう」親子陶芸教室・埴輪作りが楽しく終了しました。

思わず笑ってしまう力作の埴輪が続々と生まれ、
最後には「楽しかったぁ〜!」と言う声を聞き、嬉しかったです。

力作の数々を了承を頂き、掲載しますね♪
25体の埴輪が並びました。圧巻!

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2007年07月27日

マンゴスチン考

茶道で珍重されてきた安南染付の香合の形
今日、美味しく頂いたマンゴスチン
そこでマンゴスチン考!

安南染付はベトナムの陶器で、絞り手の香合は特に珍重され、喜ばれて伝世されたものがあります。

日本では、柿の形に似ているところから、柿香合と呼ばれることも多いけれど、これはマンゴスチンだ!と思いました。

日本に輸入されているマンゴスチンは、ほとんどがタイ産。
タイといえば、宋胡録の陶器ですが、宋胡録にもマンゴスチンをかたどった香合のような蓋モノがあるかもしれないですね。ワクワクします。

こう書いたら有ったんです!(笑)
宋胡録のマンゴスチンの香合が!

マンゴスチンと安南染付の柿香合が、私の中で結びつき、宋胡録のマンゴスチン香合とも出会って、
なんだか嬉しい気持ちになりました。

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安南染付柿香合
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宋胡録柿香合 紛れもなくマンゴスチン!!
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大好きなライチが季節を過ぎて、果物屋さんの店頭から姿を消してしまい淋しいけれど、マンゴスチンも美味!
posted by 丸山 陶李 at 23:27 | TrackBack(0) | 高麗・李朝

2007年07月23日

見テ知リソ

柳宗悦の言葉に
「見テ知リソ、知リテ ナ 見ソ」
がありますが、

「見て初めて知るのだ、知ってから見るものではない」
と知識偏重を戒める言葉と理解しています。

中学の時、私が志野と出会った事は、魂が震える体験でした。
瞬間的に陶芸家になりたい!なる!と思っていました。

そして大学の時、立原正秋の本にのめり込み、氏の美学に触れ、李朝の陶磁器と出会ったことも、一層美しいと感じるものを、心と目が欲するようになった出会いでもありました。

美術館、博物館、はたまた骨董店など、機会があれば足繁く通いましたが、その積み重ねが作陶活動の大きなエネルギーになっているのではないか、と思うのです。

大阪東洋陶磁美術館の伊藤郁太郎氏も言っているように、
「とにかく、すぐれた作例を数多く見ることです。魂を奪われ、心を震わせることです。すべては、そこから出発します。」
ということになるだろう、と私も思うのです。

今日も、陶器の補修で金継ぎをしながら、
合間に陶磁器の本を見ていましたが、中国の貼花の技法を使った大壷に、目を見張り、エネルギーをいただきました。

こうして目に入り、心を震わせられた作品は、その模倣をするということではなく、自分の中で昇華し心の栄養となって作品に表れてくると思っています。

高麗青磁油壺
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ずっと金継ぎしたかったのですが、ようやく時間がとれました。
でも、漆の塗りが足りなかったようで、金粉がうまくのっていません(涙)。これから金継ぎも、割れた陶磁器の補修のための金継ぎとしてばかりではなく、金継ぎの作品として応用展開できたらなぁ、と思っています。


posted by 丸山 陶李 at 20:47 | TrackBack(0) | 夢は枯野を

2007年07月22日

使って良し♪

白磁の鎬急須(田崎宏・作)使い始めました。
昨日・今日と父が来訪、お茶なしではいられない父に早速、
田崎さんの急須で何度も、お茶を入れました。
使って良し!
良い買い物をさせていただいたなぁ。

窓辺で一休みしている白磁鎬急須
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そして、白磁の人間国宝・井○萬○先生の大壷と瓜二つ(笑)の白磁小壷にも、ヤマホロシを投げ入れて使っています。
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最近の陶磁器のマイ・ブーム(古!)は、小壷なんです♪

きっかけは、お世話になっているM牧師さまに、タイで購入していらした宋胡録(スンコロク)の小壷たちを拝見させていただき、鉄絵の宋胡録を頂いたことからです。

素朴な東南アジアの骨董陶器に目が行くようになりました。
安南染付も宋胡録も、16世紀の陶器ですが、とても気に入っています。

16世紀という時代に、なぜか惹かれるものが多い自分を発見しています。ヨーロッパではルネッサンス。ルネッサンス音楽、ロココの優美。日本での茶道の確立そして桃山という時代、李朝の前期に現れた粉青沙器や茶碗たち。

田崎さんとも同意見だったのですが、
李朝の白磁は、やはり半磁器質。
あの風合いは、李朝白磁独特のもの。
少し、磁器の勉強もして、李朝の前期から中期の白磁のような柔らかい風合いの白磁の作品を、制作してみたいなぁ。

先日の台風一過で倒れた一本のカサブランカ。
蕾のまま倒れたのですが、今は花入の中で満開になりました。
自作の粉引鎬花入に入れて、毎日良い香りと美しい姿を楽しませてもらってます。
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posted by 丸山 陶李 at 23:37 | TrackBack(0) | 夢は枯野を

2007年07月21日

中国・朝鮮陶磁と白磁展

幼い頃、渋谷の南平台に祖父の家があり、
しばらく同居していたので、渋谷は育った町。思い出が一杯。

仕舞を習っていた頃、表参道に通い、
能を鑑賞したのは松涛の観世能楽堂でした。
久しぶりに訪問し、懐かしさがいっぱい。
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今日は、観世能楽堂と隣合わせのように存在するのに、
一度も足を運んだ事がなかった戸栗美術館へ。

戸栗美術館開館20周年記念の戸栗美術館名品展U−中国・朝鮮陶磁−を拝見させていただきました。
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中国・前漢時代(B.C.3〜1世紀)に、瓦胎漆衣という技法で、陶胎に黒漆を塗ったものがあり、陶漆は古くから在ったのだなぁ、と感慨深かった。

高麗・李朝の陶磁器をじっくり拝見。

中国と朝鮮の陶磁を、国別・年代別に展示してあり、順路に沿って陶磁器の変遷を感じ取ることができ、また、陶磁器の裏側や底など、なかなか展示では見せてもらえないのだが、鏡を置いて皿の高台を写しだすなど、展示にも工夫が見られ、満足でした。
国立某美術館も、陶磁器の底や高台を見せてくれるようにして欲しい(笑)。なんといっても土味がわかるのは、釉薬が掛かっていない底や高台ですから、見えないと私などにはストレスになります(笑)。

次に、すぐ近くの東急本店で昨日から始まっている、
田崎宏さんの白磁展へ。

磁器は完成度が高く感じる。
どの作品も欲しくなる(笑)。
昔は、染付や赤絵、金彩など器に装飾が施された磁器に惹かれたこともあったけれど、今は形そのものだけで語りかけてくれる色彩が乗せられていない陶磁器が好きだ。

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こちらが、じっと見惚れてしまった白磁壷。

作品展示の様子。
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田崎宏 作陶展は、来週の25日(水)まで。

閉廊後、田崎さんと居酒屋へ。
そこに、お友達のけんちゃんも駆けつけ、しばし歓談。
仕事の話もでき、磁器制作について教えていただいて、
けんちゃん企画で、磁器制作を体験させていただく日も持てそうで楽しみ♪




posted by 丸山 陶李 at 02:14 | TrackBack(0) | 高麗・李朝

2007年07月17日

田崎宏 作陶展

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お友達の白磁の陶芸家「田崎宏」作陶展を紹介させていただきます♪

★会期 7月19日(木)〜7月25日(水)

★会場 渋谷・東急本店6F シーズンズギャラリー・クレアーレ
     東京都渋谷区道玄坂2-24-1

★時間 11:00〜19:00
★お問い合わせ 03-3477-3256<直通>

私も絶対、伺わせていただきます♪
楽しみにしているんです♪
皆さんも、是非お立ち寄りくださいませ♪
ご本人は、ずっと在廊していらっしゃるそうです。

「陶李さん、いつ行く?」のお問い合わせは携帯かメールで(笑)♪
posted by 丸山 陶李 at 20:38 | TrackBack(0) | 夢は枯野を

2007年07月16日

安南染付&ヤマホロシ

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安南染付茶入(16世紀・ベトナム)

昨年、庭に植えたヤマホロシが美しく咲いています。
薄紫と白の咲き分けの花。
咲きかけの時は薄紫で、次第に白く変化していきます。

安南(ベトナム)の染付小壷に投げ入れて、
「さぁ、明日から、またバイトがんばろ〜!」
と花と小壷に話しかけ、気持ちの切り替え。

いつも、私と対話してくれる花や昔の陶磁器たちに
「ありがとう」

染付の小壷から、そしてヤマホロシの明日にも閉じてしまう花たちから、
「がんばろうね!」と声がする。
posted by 丸山 陶李 at 23:21 | TrackBack(0) |

2007年07月15日

器と料理

昨日、今年二月に「自作陶器でお鮨を食す会」の皆さんが制作した器に、実際に料理のプロがお鮨を盛り付けてくださり、それを食すという、大変楽しい会がありました。

二月に制作した皆さんの器の画像です。
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昨日、赤坂・鮨長のフィオさんに、お鮨を盛り付けていただいた皆さんの器たちです。
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こちらは、私が持参した器「陶漆金箔輪花皿」に、赤貝のお鮨を盛り付けていただいたところ(左)・新子(コハダの赤ちゃんが泳いでいるようで、とっても可愛い「雲月模様角皿」(中)・「陶漆長皿」(右)です。
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こちらは、制作した皆さんの器とお鮨、料理の画像三点。左の画像は、「ふぐの白子のスープ」抜群の味でした。
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料理人の器への盛り付けに、唸りました。
器と色、素材と色、料理と器への心遣い
そっと添えられた紫陽花の花と蕾も目に豊か・・・。
料理が一流なら盛り付けのセンスも一流ですね。

やはり器は料理あってのモノだなぁ、と再認識すると同時に、
器によって料理がまた引き立つという相乗効果も再認識。
美味しく楽しい一日でした。

私の個展が終わるまで、この会の開催を待ってくださった皆さんにも感謝でした。

この会の後、鮨長の姉妹店の赤坂SUISENのジャズセッションへ。
こちらの様子は後日、動画で紹介できるかも(笑)。

美味しく、楽しく、過ごさせていただきました。
皆さんの気配り、心遣いが嬉しく心地よい一日でした。
posted by 丸山 陶李 at 21:09 | TrackBack(0) | 陶芸・個展関連

2007年07月12日

秘すれば花

重ね茶碗。
上に楽茶碗を重ね、この茶碗を下に。
濃茶を多人数に振舞う時の、茶碗の使い方です。

お買い上げ頂いた茶道の先生が
私に「是非、銘をつけて」
と仰ったので、

この茶碗の静かな窯変の御本を花と見立て、
大好きな世阿弥の風姿花伝の言葉より
「秘花」(ひか)と銘を箱書きしました。

「秘すれば花 秘さねば花なるべからず」

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posted by 丸山 陶李 at 23:57 | TrackBack(0) | 井戸茶碗