2007年03月31日

桜象嵌板皿2007

毎年、その年の桜の思い出を閉じ込めた作品を個展で発表していますが、
今年は、板皿に桜を象嵌しようと制作中です。

今年の桜は、父との思い出になりました。

夜桜をテーマにした母の押し花作品は、私の初個展の時に
壁面を飾ってくれました。
多くの日本の皆さんと同じように、母も桜が大好きでした。

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母のお墓参りに、御殿場の富士霊園まで父とドライブし、
往復の道のりで満開の桜の見事さに、二人で歓声をあげたのでした。

2007年の桜の作品は、
父と見た満開の桜を大皿に閉じ込めようと制作に入りました。
今日は、キャンバスとなる板皿を制作しました。
明日は、象嵌作業に入ります。

後何年、父と桜を愛でることができるだろう・・・。
そんな思いも心の中から込み上げてきます。
万感迫る制作となりました。

こちらが、2007年の桜象嵌板皿の構図(予定)です。
作品タイトルは「宴(うたげ)」の予定。

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posted by 丸山 陶李 at 19:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 制作過程・窯出し作品

2007年03月30日

御殿場の桜

御殿場の桜は、まだ二分咲きでした。
桜並木も、まだひっそりとしています。
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一本だけ、こんなにたくさん花をつけていました。
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富士山もついでに撮影。
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東京では、皇居の周辺も満開で花見を楽しむ人で一杯でした♪
(今日は車も大渋滞)
こちらは、国立劇場前の桜並木。
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静岡・神奈川・東京・千葉と、桜を堪能してきました。

今年も『2007年桜の思い出』の作品を発表出来そうです。

制作がんばります♪

posted by 丸山 陶李 at 22:15| Comment(0) | TrackBack(0) |

2007年03月29日

さくらさくら

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取手では、まだ二分咲き位なのに、東京の大泉学園の桜は、見事です。

車の運転席からパチリ!

明日は静岡の御殿場から桜中継の予定です♪
posted by 丸山 陶李 at 13:05| Comment(0) | TrackBack(0) |

2007年03月25日

眠ったら最後‥

個展に出品予定の作品を制作後、一息。
友人がメッセンジャーで
ニュースのURLを送ってきたのでクリック。
「あ。地震ね」
と、その時は、軽く受け止めてた。

とにかく東京は地震が多いので、
小さい頃から多少の地震ではビクともしない(笑)。

その後ニュースで、今日の地震は、石川・富山に被害と聞いて、
あわてて、陶李会の松嶋さんに、お見舞いの電話を入れた。
松嶋さんは、富山では唯一のお客様。
札幌の陶房にも二回、ご来訪いただいているし、
長野個展では、富山から駆けつけてくださっている方。

久しぶりに携帯で話し安心した。
稼動中の工場も被害はなかったと確認したそう。
東京と違い、あまり大きな地震がなかった地方だけに心配だった。
良かった。

小さい頃、地震が起きても(かなり大きいやつ)、
起きない私を、父はおぶって外に出たという話を、よく聞かされた。
地震に限らず、多少のことでは眠ったら最後、起きない私。

東京に大地震が来た時に、
家の下敷きになって、天国に行くのではないか?と
我ながら、熟睡・爆睡の自分が心配だけど
そうなったら、それを良しとしよう。

いつも聖書のある箇所を読むたびに
「私もそうだ」
と思うところがある。

イエスがゲッセマネの園で祈り、
弟子のところに戻った時、弟子たちは眠ってしまっていた。
その時のイエスの言葉。

「どうしたのだ。
 あなたたちは、一時間さえも、わたしといっしょに目を覚ましていることができなかったのか。
 誘惑に陥らないように、目を覚まして祈りなさい。
 心ははやっていても、肉体は弱いものだ」。

 (マタイ26:40 フランシスコ会訳聖書より)


posted by 丸山 陶李 at 19:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 陶芸・個展関連

2007年03月24日

ジョルジュ・ルオー「傷ついた道化師」

「美の巨人たち」を見た。(毎週土曜日・夜22:00〜・テレビ東京)

神と道化師を描き続けた画家・ジョルジュ・ルオー(1871-1958)。
以前、長野の美術館でルオーの描いたキリストの作品に対峙した時から、
「ステンドグラス」のように黒く縁取られた独特の画風には
衝撃を受けていた。

そして最近、ちょうどルオーの作品と精神性に、とても惹かれるようになっている自分を発見していたところだった。

今日の放映を見て、ルオーが14歳の時にステンドグラスの職人として働きはじめた経歴を知り、その独特な画風が、やはりステンドグラスから影響を受けていたことがわかり納得。

若い頃、ルオーは水彩画で「最も醜い人間ばかり」を描く画家と呼ばれていた。
「人を裁く裁判官」
「娼婦」
「小金持ちの夫婦」
など。
筆のタッチも素早く、水彩画のそれらの絵画からは人間の醜さが溢れていた。

その頃、描いた「道化師」は、暗く、苦しみに満ちた人間の有様を、そして何よりも、とてつもない悲しみをたたえた目を描き出していた。

それから三十年後に書かれた「傷ついた道化師」は、油彩画。
なんどもなんども丁寧に絵の具が重ねられていた。
三人の道化師が、寄り添い、お互いに優しさといたわりをもって歩んでいる。

ルオーの画家としての道のりで、
人間の苦悩や悲哀・醜さ から 
人間への優しさ・いたわり への変遷は
目を見張るものがあり、感動した。

ルオーは、
「もし誰も あなたの絵を見る人がいなくなっても 
 絵を描き続けますか?」

との問いに対し、

「描き続けます」
と断言している。

ルオーにとって、絵を描くこととは
王様でも貴族でも関係なく、その人の「魂」を描きたい、という思いであり、
「描く」ということは、「神との対話」だったのだ。

「神との対話」を通して、
「人間の醜さ」「人間の苦しみ・悲哀」を見ていた画家は、
やがて
「人間の優しさ」「人間の暖かさ」を描くようになった。

このプロセスと、ルオーの絵に今日は、とてつもなく感動。
この感動を、自分の作品へとつなげたいと強く思った。

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posted by 丸山 陶李 at 22:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 夢は枯野を

叩いて爽快

昨日、疲れが溜まっていて風邪ひいて体調も崩しているのに、
つくばまで車を飛ばし、ジャンベのレッスンに行ってきました!!(笑)。

こういう行動は、自分でも自分が理解できないけれど、
「ベッドにもぐりこんでしまったら、おしまいだ」と何となく本能で察知(笑)。

三時間、N先生の優しい指導の下、叩きまくりました。

爽快!
汗びっしょり!
風邪も飛んでいってくれました!
とても楽しかった。
やっぱり大勢の人と音を合わせるのは、楽しいですね♪

今日は、後遺症で
右手の指付け根部分が少し腫れて痛いのと、
ジャンベをはさんでいた股関節が痛い(涙)。

でも特に一人仕事の私は、音楽で友人たちと聴きあい、同じ空間で音を作る作業は、必要不可欠でもあると感じています。
唯我独尊居士には、なりたくないですからね(笑)。
人間としてバランスの良さを忘れないようにしたいです。

マイ・ジャンベは、私の好みの音になるように、
皮の張替えと、テンションを調整するために、
N先生のご紹介で、東京の工房にメンテに出すことにしました。

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ジャンベのカリスマ師匠は、今クアランプール。
これから南下して、シンガポールを目指すそうだ。

カリスマ師匠からのメールに
「やっぱ、いいもんって、伝わって、まわっていくもんやねと、再確認。」
と書いてあった。その通りなんだよね。

カリスマ師匠が帰国して、ジョイントする日を楽しみに、
ジャンベのレッスンも頑張ろう!




posted by 丸山 陶李 at 11:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 夢は枯野を

2007年03月20日

不都合な真実

私のホームページのトップページに
「チームマイナス6パーセント」のロゴが貼り付けてあります。
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今日は、環境問題の専門家の講演を聴く機会に恵まれ、
私たち一人一人の身の回りでの取り組みが
地球環境には大切なことを再認識し
大変、勉強になりました。

身近なところからの取り組み、
そして地球規模での各国での取り組みが
どんなに大切か。
微力ながらチーム員として啓発にも力を入れていかなければ、
と思い、次の動画を紹介させていただきます♪

「チームマイナス6%」のサイトでは、
現在、アル・ゴアが半生を賭けて伝える人類への警告
『不都合な真実』(An Inconvenient Truth)を紹介しています。

ご都合のつく方、興味のある方は、是非ご覧ください。

http://www.futsugou.jp/

現在、私が個人で努力している省エネ対策、CO2削減の努力
・車のアイドリング・暖気運転をしない。
・車を運転する時、無駄な空ふかしはしない。
・クールビズとウォームビズ
・節電
・節水
・スーパーに買い物に行く時は、買い物袋を持参する。
・リサイクル
・自動車よりも、公共交通機関をなるべく利用する。

※すみません。ブログのコメントありがとうございます。レスは今週末に書かせていただきますので、少々お待ちくださいね。m(_"_)m ペコリ
posted by 丸山 陶李 at 20:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 夢は枯野を

2007年03月18日

道具

昨日のカルチャーセンターでも生徒さんに伝えたことですが、
「道具は使いこなすモノであり、道具に使われないように。」

陶芸の小道具はセットになったものがあるので、
当初は生徒さんに、購入していただくけれど、
制作の過程で、ここでは「これを使ってみて」と示唆するのですが、
やはり、揃った道具があると、
まず、どう使っていいのかわからない場合が多いようです。

道具は、用途があって存在していることは明らかですが、
使いこなすのは私たち。

「いかようにも」
思いつくまま、使っていただければ、それでいいので、
この場合には、これでなくちゃならない、というものでもありません。

高台を削るカンナが、ある時は象嵌を削りだす道具にもなり、
焼き鳥を食べ終わった竹串が、線描きの道具にもなります。

最近、自作の「牛ベラ」を、あまり使っていないことに気づきました。
十年以上、愛用してきた牛ベラなので、使い勝手が悪いわけではありません。
韓国で研修した時にも、持参したくらい愛情を持っている牛ベラです。
クルミの木を削って作ったモノです。

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韓国の千漢鳳先生の井戸茶碗に使用している牛ベラを参考にして、
持ち手を長くして作ったモノです。

井戸茶碗をはじめ、茶碗の見込みや、大皿制作にも利用してきました。

ただ、私が、ますます道具を使わなくなっている。
それだけのことなんです。

指ほど便利な道具はない。
最近は、ほとんど指でOK!です。
しっぴき・弓・スポンジが、制作過程でよく利用する道具かな。

折に触れ、使っている道具も、紹介していきましょう。

posted by 丸山 陶李 at 12:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 陶芸・個展関連

2007年03月17日

輝き

続けるということは、何をするにも大切ですね。
昨日わからなかったことが、明日は、わかるようになる。
昨日まで、できなかったことが、明日は、できるようになる。

そして新しいことに挑戦をしていく顔は輝いている!

半年、カルチャーで教えてきた生徒さんたちを見ていて、
この次の半年に、何を伝えていこうと、カリキュラムも考えながら、
教えてきたことが、伝わっているかどうか、確認し、
伝えきれていないことを、確認し、
次の講座への私の課題としています。

それは、私の講座への責任でもあるのですが、
指導者として、当然、見ていなければならないことでもあります。

半年で、伝え、取り組んできたことが、
着実に皆さんの技術になっているのを拝見し、
今日は、この後の半年に向けて、
調合した「釉薬」を水に溶かす作業や、
釉薬の基本構成について話をしました。

釉薬は、
「灰」+「長石」+「金属(呈色剤)」を基本としていること、
呈色剤の基本は、「鉄」と「銅」であることなど。

また、釉薬の「濃度」チェックが、とても大切だということも。
メモをとる人、水を計る人、釉薬の名前をバケツに記入する人、
新しい体験に皆さんが、生き生き!
いいですね♪

皆さんが、粉末の調合した釉薬をバケツの水(1キロに700ccの割合)に、そっと入れる作業では、次のステップに進んで、生き生きと興味津々の様子が、手に取るように伝わってきました。

皆さんの顔が輝いているのです!

次回は、素焼きのすんだ作品に、それぞれ釉掛けをする予定です。

私にとっても、疲れが飛んでいくような今日の講座でした。

※本来、釉薬は1キロに対し、800ccから1000ccの水で溶かしますが、まず「刷毛塗り」で釉掛けをしていただこうと、いくらか濃度を濃くして水に溶いていただきました。



posted by 丸山 陶李 at 22:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 陶芸・個展関連

2007年03月16日

游墨展

先日、私の陶房で「陶額」を制作した書家の福田先生の作品が
「游墨展」に出品されるというので、豊島区民センターに行ってきました。

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私が生まれた所でもあり、豊島区役所にずっと本籍を置いていましたが、
その区役所の並びに、豊島区民センターがありました。
懐かしくなって、豊島区役所の写真をパチリ!
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書を拝見して思ったことは、
やはり昨日のブログにも書いたように、
見て感じ取るものだという面が大だな、ということでした。
書をみながら、「この人何年やっているのだろう?」などと思いもしません。
作品を前にして、ただ直感(直観)で、「これ良い!」と感じるのでした。

福田先生の作品は、どれも筆致が素晴らしく
その筆運びには、芸術を感じました。

こちらが、作品です。
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こちらが、陶房で制作した陶額に納められた作品二点です。
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焼きあがった陶額を見た時よりも、
当然のことながら、ガラスを入れ、書を入れた方が、
書と陶額がお互いに生かし合い、
より良いモノに見えました。

福田先生の作品と、他の皆さんの作品を拝見し、
亡くなった母の祭壇に飾ろうと思い、一点購入してきました。
(福田先生の作品ではないのが、残念です)
「命いっぱい 花いっぱい」
と、書かれた書です。母の人生そのものだと思いました。
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最後に、茶道の先生も交えて、薄茶を頂戴しながら、しばし談笑。
(斑唐津の茶碗でした)

その茶道の先生も陶芸に挑戦したことがあるそうですが、
何度も見ている茶碗の「高台」が、
いざ自分で茶碗を作ってみると、
「はて?高台ってどうなってたのだろう?思い出せない。
 見ているようで見ていなかったんだと、思いました。
 やはり、作り手に任せた方が良い、と思いましたよ。」
というお話を伺い、とても興味深く聞かせていただきました。

機会があれば、次は、
「陶器に書を書いてみたい」という話になり、
私も、出来る限りお力になれたら、と思いました。

余談ですが、福田先生も私も血液型はAB型で同じ!!
「AB型は天才なのよね〜!(笑)」
と、盛り上がったのでした。


posted by 丸山 陶李 at 20:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 夢は枯野を