2006年02月12日

イ・ソンギュン

韓国のドラマが流行して(ヨン様ブームで火がついた)、もう数年経つけれど、なんでそんなに騒ぐの?って思って全く興味がなかった。

李朝の陶磁器と出会い、惹かれつづけて韓国にも行ってきたけれど、数年来の韓流ブームには、醒めた眼差しでいた私。

その私が、たまたま韓国ドラマにはまってしまったみたい。
「LOVEHOLIC」という昨年2005年に韓国で放映されたドラマがあるが、軽い気持ちで女教師と男子生徒の純愛を描いたという、このドラマを見てみた。

それが、ストーリーとか純愛とか恋愛とか、そういうことよりも、このドラマに登場する現代の韓国家庭の人々の中で生きている、人や家族との礼節にとても惹かれてしまった。

そして、すっかり演技のとりこになってしまったのが、1975年生まれの「イ・ソンギュン」という俳優。別にヨン様のようなイケメンと騒がれている人物ではない。むしろ、いつも脇役として活躍しているらしい。

このドラマでも、女教師と男子生徒二人が主役だが、イ・ソンギュンは、その女教師の大学時代からの恋人で、検事という役どころ。主役ではない。

彼の笑顔とか、声にとても魅力を感じたのと同時に、コメディやミュージカルにも出演しているというイ・ソンギュンの知的な演技やキャラに惹かれたのだと思う。

性格がとても良さそう♪

そしてついに、二日間も徹夜して、このドラマ全16話(一話は約1時間ちょっと)を見抜いてしまった(汗

現在の韓国で、礼節というものが若い世代にも、美しく生きているのを知って気持ちが良かった。美しいものを見て気持ちが良かった。

また、私自身の中で韓国熱が再燃してきそうな予感。
これも何かの出会い。単にドラマを見て刺激されたというよりも、ますます韓国を知り、好きになるための出会い。

ちょっとミーハー的ですが、イ・ソンギュンのファンクラブが韓国にあるのかなぁ?と探してみたりしました。
posted by 丸山 陶李 at 18:59 | TrackBack(0) | 夢は枯野を

2006年02月09日

ヤフージャパンで

昨年ほぼ一年間は、自分のサイト更新を怠っていた。
アルバイトで生計を維持していくのに必死だったからである。

まったく更新しなかった私のサイトが
その一年間のうちに、ヤフージャパン・カテゴリ→陶芸家(個人)の人気別ランキングでずっと第一位になっていた。

グーグルの陶芸家でも一位だった。

アクセス数が多いということで、陶芸家としての人気とは、また別のものであると認識しているけれど、放置していたサイトが一位となっているのは皮肉なものである。

そんなに訪問してくださる方が多いのは、高麗茶碗や井戸茶碗の資料などが掲載されているからではないかとアクセスを見てて思った。

お役に立てれば幸いです、というところ。

アクセスしてくださる方が多いなら、ということでトップページにamazon.co.jpのアフェリエイト・バナーをつけてみた。

もしamazonで買い物があるなら、是非わたしのサイトから買い物してください、そうすると、ほんの少しですが、私にも還元されるというシステムなのです。

今年は陶芸一本でやってみるつもりです。
あ、でもWEB制作は引き続き引き受けますので、お仕事あったら紹介してください。(*_ _)ペコリ

画像は、黄瀬戸にちなんだ黄蝦夷の「はぜ徳利」。
この土は、北海道の蘭越という温泉の土で、とても良い土味がでたけれど、もう堀りにいけないし、作れなくなりました。

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posted by 丸山 陶李 at 14:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 夢は枯野を

2006年02月07日

目利き

NHKの新番組「目利きの肖像・白洲正子」を見た。
白洲正子はずっと気になっている人でもあるが、彼女の言葉に興味があった。
以前、私に「美意識が白洲正子のようだ」と言った人がいた。
白洲正子は金持ちだが私は貧乏。そこは全く違うけど。

彼女が毎日買い漁っていた骨董を見て、目利きの青山二郎は、
「知識に頼るな、目で見ろ」と言って、彼女の収集した骨董を手厳しく批判したという。

昨今、私が大嫌いなものは、骨董収集家にしろ、茶道師匠にしろ、
知識(人づてに入った知識、自分で判断したのではなく鵜呑み)によってしか
モノを判断できない輩。

自分の目に自信がないのである。

自分の感性でモノを見ようとしていないのである。

もっと言えば、目がないのである。

白洲正子の言葉のなかに、「自分が見て良ければそれでいい」という言葉が今日のテレビで紹介されていたが、自分で見ることをしない人が多くはないだろうか?

彼女は、何に対しても好き嫌いがハッキリしていたというが、
自分の目に自信があったのだろう。

私から見て、好きか嫌いかということになれば、彼女の収集したものの中にも私には嫌いなものもある。
白洲正子のお墨付きすら、私には通用しない。
これは傲慢ではなく、私の信念でもある。
「誰々が良いと言うなら良い」というなら、それは自分の目で見てないことになる。

こういう仕事をしていると、自分の目こそ宝でもある。
他人の作品のみならず、自分の作品も、まず第一に選別しなければならないのは私自身の目なのであるから。

もちろん、「良い」と誰かが言うものに対して、私も「良い」と直感することは多いので、ただの天邪鬼ではないことも付け加えておきたいと思う。

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posted by 丸山 陶李 at 23:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 陶芸・個展関連

2006年02月06日

チャングムに思う

美味しいものを食べたいと思うし、美味しいというお店には、即効出かけたりする。

でも贅沢な料理を食べたいというのと、美味しい料理を食べたいというのは違う。私は、素材の旨さを生かした味付け、料理が好きだから。

例えば、お豆腐や牛肉。
昨今、豆腐料理のお店もステーキや焼肉のお店も非常に多くなったけれど、本当に美味しいと思えるのは、素材自身がそれだけで美味しいもの。

グルメ!と言ったら食生活に金銭を投入するような贅沢趣味と思われるかもしれないが、結局、私のグルメは質素なところに行き着く。

陶李会会長の佐藤先生に薦められて、NHKで再放映されている「チャングムの誓い」を先週の金曜日に見た。

李朝の陶磁器が登場するというので、その小道具も気になり釘つけ状態で見ていた。官窯の白磁や染付けの白磁など李朝を代表する陶磁器が置かれていた。また、懐かしい大きなキムチ瓶も、よく登場する。

たまたま先週のストーリーは、チャングムが宮廷での料理合戦に負けてしまうところから始まったのだが、ドラマ最後では、「自分が何故負けたか?」をチャングム自身が悟るのであった。

宮廷の料理人から離れ、余命幾ばくも無い貴人の世話をするよう命じられたチャングムだが、その貴人が世を去る時には、先に亡くなった兄が、美味しいと言っていた、モチモチとしたお米をもう一度手に入れて棺の中に入れて亡き兄に持っていきたいという。

チャングムは、そこで時間をかけ手間隙をかけて山菜やお米を干している使用人の料理を口にし、「どうしてこんなに美味しい料理が作れるのか?秘訣を教えて欲しい」としつこく使用人にまとわりつくが、使用人は「秘訣なんか何もない」と笑顔で切り返す。

貴人に、モチモチとしたお米を食べさせたい、亡くなる時に持たせたいとの一心で、チャングムは、美味しい山菜料理を作る使用人に、「美味しいお米はどうすればモチモチと旨くなるのか?」と問い、「毎日お日様にあてて干すだけ」と聞いて、「干せば旨くなるなら、釜で煎って早く貴人の口に・・」と考える。

しかし、その急いで煎って乾かしたお米は香ばしくとも、モチモチと美味しい食感とはならなかった。

この経験から、チャングムは悟るのだ。
「美味しいものに秘訣はない。私はなかなか手に入らないような高価な食材で料理に勝とうとしたが、誰にでも手にはいるような食材でも、時間をかけ、相手を喜ばせることを思い、じっくりと素材の旨みを生かせば良いことを。私は秘訣ばかりにとらわれていた」と。

李朝の陶磁器もさることながら、わたしはチャングムがこのストーリーで悟ったことに示唆をいただいた。

素材の良さを引き出す、時間をかけ、相手に喜んでもらえるように。。そこには良い食材を利用し高価な素材を利用するよりも、美味しいものができるということを。

私は料理もとても好き。
器との取り合わせも楽しみのひとつ。
高価な素材を利用しなければ出ない味よりも、工夫と素材の旨さを引き出す料理こそ、惹かれるものである。

質素な私の料理から今日の一品を紹介します。
料理というよりも、余った冷ご飯を、こうして美味しくいただいています。ちょっとした、お茶のひとときに美味しい一品です。

材料は、冷や飯・小麦粉・塩
フライパンで揚げただけ。

okomemoti.png

posted by 丸山 陶李 at 18:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 高麗・李朝

2006年02月03日

水仙やカサブランカ

札幌の庭に植えたままにしてきた、白いラッパ水仙やカサブランカは私のお気に入りだった。

球根を掘りあげて持ってくればよかったののに、持ってきたのはブルーベリーの苗と夏椿(シャラ)だけで、後は置いてきた。

取手に来て何件かのホームセンターを物色し、やっと同じ白い水仙と思われる球根を見つけた。カサブランカはすぐに見つかったけど。

購入してから放置してあった球根を今日やっと植え付けた。

白いラッパ水仙・カサブランカ・ムスカリ・オーニソガラムなどなど、好きな白い花とブルーの花ばかり♪

札幌では長年自分の中に埋め込まれていた"花ごよみ"が狂ってしまったけど(5月にラッパ水仙も桜も梅もチューリップも一斉に咲くのです)
ここでは、その花ごよみが復活しそう。これはとても楽しみで嬉しいこと。

それにしても寒かったです。。。

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posted by 丸山 陶李 at 19:46| Comment(0) | TrackBack(0) |

2006年02月01日

次々と・・・

ヤ●●のオークションを覗いてみたら、なんと"穴窯"が売りに出ていた。
穴窯売るってどういう人?と思ってアクセスしたら、「陶芸では生活ができなくなったので窯も売って引越しすることにした。」とコメントが書いてあった。穴窯の価格は65万円。レンガと赤松の薪200束だった。

私がホームページを持ち始めた頃から知っていた陶芸家も、サイトにアクセスしたら、「陶芸では食べていけないので、転業しました」とコメントが残されていた。彼は非常に安く作品を提供していたことが記憶に残っている。

他人事ではない。
私も陶芸を続けるためにアルバイトをし、皆さんに支えられて歩んできた。

「人間国宝の陶芸家も税金を払えないでいる」という話も風の便りに耳に入ってから久しい。

芸術で食べていけないのは通説でもあるが、私は「できるところまでやってみよう」と思う。
まずは自分で納得できる作品を残すことを第一に。

自分の陶の道を見誤ってはいけないと自分に何度も言い聞かせる。

今日は窯だし後、処分される茶碗の画像。

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posted by 丸山 陶李 at 23:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 夢は枯野を